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アーティスト・イン・レジデンス

ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス|招聘プログラム2026春季

メイン写真:ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス|招聘プログラム2026春季
開催日
2026-04-21(火)〜2026-06-30(火)
場 所
1階 工房・ギャラリー
ゆいぽーとでは、滞在型の創作活動を行う芸術家等を国内外から募集、支援することで、創造性に富んだ人材が集まりやすい環境づくりを進め、新潟市の魅力を国内外に発信することや、滞在する芸術家等と市民が交流することで地域の自然や歴史、文化の魅力を再発見し、地域の誇りづくりや愛着づくりにつなげることを目的に、アーティスト・イン・レジデンス事業を実施しています。

2026年4月~6月までの長期滞在となる「招聘プログラム2026春季」では、アニタ・ガラッツァ(オーストリア)、ランディ・リネイト(アメリカ)の2組が参加します。
プログラム期間中、ワークショップ等の交流イベントを開催しますので、ぜひお気軽にご参加ください。(内容は決定次第イベントページへアップ致します。詳細はイベントページをご確認ください。)
アニタ・ガラッツァ Anita Gratzer
オーストリア出身・群馬県在住
ジャンル|写真、衣装デザイン、パフォーマンス
滞在期間|2026年4月21日(火)~6月30日(火)/71日間
ウェブサイト ▶ https://www.anita-gratzer.net/ph/

<プロフィール>
オーストリア・アルプスで育ったアニタ·ガラッツアは、白黒フィルムを使ったアナログ写真家、そしてネガに直接描くプロの芸術家としてのキャリアをスタートさせ、のちに、リンツ芸術大学に入学、優秀な成績で卒業した。服装とは、自分自身を表現する方法であるが、アニタ·ガラッツアは、服装を、単にデザインされた身に纏うもの以上のものとして捉えている。つまり、衣服は、歴史的な慣習に基づいており、文化的で自分らしさを表現するものである、と考えている。大昔の和紙(手書きの文字が書かれた帳面など)の中には、歴史の古さ、その時代感、どこで、何のために書かれたものか、という情報が詰まっている。それらを丸ごと使って、持ち運べる建築へと変化させ、身につける人のシェルター(その人を包み、保護するもの)となったり、人工装置のような作品ともなる。彼女が作り出す作品は、単に身に纏うものではなく、物語を着る、知識を着ているのである。それは、身体、言葉、そして芸術表現の境界を曖昧にしていく取り組みでもある。

過去作品 《Triangle (from the Kōan series) 三角形》 (2025)
model: Motoe Kawashima 川島 一恵

<滞在制作プラン>
私はこれまで、バウハウスの教師オスカー・シュレンマーによるバレエ作品《トリアディック・バレエ(Triadic Ballet)》の歴史的要素について研究を続けてきました。新潟では、シュレンマーの独創的な発想や、「身体と空間の関係性」という彼の原理をふまえた 3点の衣装作品 を制作したいと考えています。これらの衣装は、新潟の工芸や文化的要素との出会いを通して、新たなかたちへと変容していきます。
これらの身体的要素(ボディ・エレメント)は、数百年の歴史をもつ紙、絹、麻といった素材から制作され、新潟の海岸で行うパフォーマンスおよび写真撮影に使用されます。
制作地の環境や再利用素材から着想を得た本作品は、環境への意識(エコロジカル・アウェアネス) をテーマとして内包しています。パフォーマンスはアーティスト・川島一恵(群馬県在住)、映像撮影はマヌ・シレ(群馬県在住)が担当します。
写真2:ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス|招聘プログラム2026春季
写真3:ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス|招聘プログラム2026春季
ランディ・リネイト  Randi Renate
アメリカ出身・在住
ジャンル|彫刻・インスタレーション
滞在期間|2026年5月5日(水)~6月30日(火)/57日間
ウェブサイト▶ https://randirenate.com/

<プロフィール>
生物学と海洋学のバックグラウンドを持つ、リサーチを基盤とした実践を行う、マルチメディア・アーティスト。インスタレーション、彫刻、ドローイング、フィールドワークなど、多様な手法で彫刻的な枠組みを用いて、生態学的・認知的・建築的システムがどのように絡み合っているかを探究している。彼女の実践は、種間の関係性や共生コミュニティにおける身体的なつながりを調査し、海洋的意識と環境への理解や保全を促す視点を提示している。
アメリカのイェール大学芸術大学院彫刻専攻でMFAを取得。これまでに、ニューヨークなどの数多くのフェローシップやレジデンスを受けている。
作品《blue is the atmospheric refraction I see you through》(2021)はアディロンダック歴史博物館に収蔵されており、また、2022年のソクラテス彫刻公園での野外彫刻展で発表した公共彫刻作品は、アメリカの国際的な彫刻専門誌「Sculpture Magazine」に取り上げられた。また、アートと科学の関係性に焦点をあてたポッドキャスト 「CORALESCENCE」 を制作するなど、分野横断的な活動を展開する。

過去作品 《Are we psychic coral-polyps?》 (2022)
Photo by: Marc Tatti

<滞在制作プラン>
滞在中は、新潟や日本海の特有の海岸環境を出発点として、新たなリサーチベースの作品制作に取り組む予定です。海岸線や潮の満ち引き、海洋生物を観察し、新潟市の海洋学研究者と連携しながら、地域の生物について理解を深めたいです。
ゆいぽーとでは、これらの観察をもとにした形態や素材の実験を行い、後の大規模作品につながる小さな彫刻的試作を制作していきます。また、地域で入手できる素材を活用し、この土地の自然環境と文化的背景に呼応する形を探求します。
こうしたプロセスを通して、滞在スペース内にインスタレーション作品を構築する予定です。それは、人間と海洋環境の相互依存とつながりをテーマとし、日本海を臨む空間の中で、訪れた人が海との関係性や海洋生態系の大切さについて思いを巡らせる「休息と内省の場」となることを目指します。
LINE@ID:iiq2166d
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