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アーティスト・イン・レジデンス

アーティスト・イン・レジデンス|自主活動プログラム2025夏季

メイン写真:アーティスト・イン・レジデンス|自主活動プログラム2025夏季
開催日
2025-07-11(金)〜2025-08-19(火)
場 所
1階 工房・ギャラリー
ゆいぽーとでは、滞在型の創作活動を行う芸術家等を国内外から募集、支援することで、創造性に富んだ人材が集まりやすい環境づくりを進め、新潟市の魅力を国内外に発信することや、滞在する芸術家等と市民が交流することで地域の自然や歴史、文化の魅力を再発見し、地域の誇りづくりや愛着づくりにつなげることを目的に、アーティスト・イン・レジデンス事業を実施しています。

2025年7月~8月までの短期滞在となる「自主活動プログラム2025夏季」では、森健太郎(日本)、久木田茜(日本)の2組が参加します。
プログラム期間中、ワークショップ等の交流イベントを開催しますので、ぜひお気軽にご参加ください。(内容は決定次第イベントページへアップ致します。詳細はイベントページをご確認ください。)
森 健太郎 Kentaro Mori
福岡県出身・福島県在住
ジャンル|リサーチ
滞在期間|2025年7月11日(金)~8月9日(土)/30日間
ウェブサイト ▶ https://www.morikentaro.info/

<プロフィール>
福岡県北九州市生まれ。東京造形大学造形学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修了。展開していく文化と、それを取り巻く社会の変化に関心を持ち、アーティストと運営者の双方の立場からアートの現場に関わってきました。地域アートやSEA、SPAなどの取り組みから、社会の中でアートという概念がいかに確立し得るのか?人々が生活する場において合意のもとに形成される“アート”の姿とは何か?について考察しています。

<滞在制作プラン>
今回は、“食文化”を中心とした「人々が集まって生活をする場所」と、生活に近い部分に存在する“香り”にフォーカスを当て、考察を行いたいと考えています。
生活の中にある香りは、内在化された集団のアイデンティティを表面化させ、社会の何らかの状況を象徴的に示し、文化という抽象的な概念の輪郭を明確にする可能性があります。香りとその周辺にある特定のシンボルやアレゴリー、メタファーをアート作品の観点から形にし、より広い観点からの人の生活や文化に対する示唆を提示できる可能性を探ります。
写真2:アーティスト・イン・レジデンス|自主活動プログラム2025夏季
写真3:アーティスト・イン・レジデンス|自主活動プログラム2025夏季
久木田 茜  Akane Kukita
新潟県出身・千葉県在住
ジャンル|現代美術、インスタレーション、彫刻
滞在期間|2025年7月31日(木)~8月19日(火)/20日間
ウェブサイト ▶ https://www.akane-kukita.com

<プロフィール>
焼き物や工芸といった領域を学ぶ中で、「装飾」という存在の本質に関心を持つようになりました。それは、人間が自然との関わりの中で生み出した、最も原始的な表現行為ではないかと考えています。
自然界のリズムや形態を感覚的に捉え、それを何度も繰り返し模倣する装飾の特性には、美しさと力強さ、そして生命力が宿っていると感じます。この装飾の特性を活かしながら、陶や金属、さらには多様なメディアを用いて表現を試みています。

<滞在制作プラン>
装飾文様は時代や国境を越えて伝播し、祈りや想念とともに生成される表現であると考えます。今回の滞在では、仏教的世界観の中で発展してきた仏具の装飾に着目し、新潟市白根地域に伝わる伝統的な仏具制作の現場を訪ね、職人たちの技や思い、素材との関係性を丁寧にリサーチします。得られた知見をもとに、装飾に宿る祈りや生命観を再解釈し、作品化を行うと同時に、地域の人々を対象としたワークショップを開催し、装飾表現の意味や可能性を共に問い直す場をつくり出します。
LINE@ID:iiq2166d
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