- 開催日
2019-06-14(金)〜2019-06-27(木)
- 時 間
9:00~21:30
- 場 所
1F 工房・ギャラリー1、1F 工房・ギャラリー2
- 参加費
入場無料
ゆいぽーとでは、滞在型の創作活動を行う芸術家等を国内外から募集、支援することで、創造性に富んだ人材が集まりやすい環境づくりを進め、新潟市の魅力を国内外に発信することと共に、滞在する芸術家等と市民が交流することで地域の自然や歴史、文化の魅力を再発見し、地域の誇りづくりや愛着づくりにつなげることを目的に、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業を実施しています。
2019年春の招聘アーティストとして、鈴木貴彦さん、野原万里絵さんの2名がゆいぽーとで滞在制作を行っています。
約3ヶ月間のリサーチ活動・制作活動の成果を展覧会にて発表いたします。
アーティスト
鈴木貴彦 Takahiko Suzuki
1962年静岡県生まれ。台湾在住。1985年多摩美術大学絵画科卒業。
私は台湾在住ニホンジンオジサンアーティストです。以前はインスタレーションを作っていましたが、近年は"global-store"と名付けたプロジェクトをメインに活動しています。これは、世界中でビジネスを展開している超有名巨大企業が世界中でコマーシャルしているのと同じように、地方の個人経営の小さな小さなお店を世界中で宣伝してしまおうというプロジェクトです。実際にはその小さなお店の写真模型とポスターを作って、他の県や他の国に持っていってサンドイッチマンをするというものです。あれこれ構成する素材が多いので短いテキストでは説明しきれないのですが、私のウェブサイトで一目瞭然です、と思います。
アーティスト
野原万里絵 Marie Nohara
1987年大阪市生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院絵画専攻油画修了。
絵を描くための道具を制作し、作者と他者の意志が混在するプロセスを経て、絵画を制作している。その制作方法は、線や面を描く為に、個人的なルールを設定し制作した定規や型紙などの「型」を用いて絵を描くというものである。型によって作為的な形を自ら多数生み出したり、時には他人が制作過程に介入し、形をさらにコピーする、消すという行為を繰り返すことによって、偶然性のある形を取り入れた絵を描く。
そのような制作方法を通して、作者とは何か、自身の作品とは何かを問いながら絵を描いている。