ミゲル・サンタマリナ MIGUEL SANTAMARINA
国籍:スペイン 出身地:スペイン 活動拠点/在住:スペイン
ジャンル|絵画、線画、イラストレーション、グラフィック・デザイン、ほか
滞在期間|2026年9月3日(木)~11月25日(水)/84日間
ウェブサイト ▶
https://www.miguelsantamarina.com
過去作品 《WALKING DOG GREEN》(2025) MIGUEL SANTAMARINA
<プロフィール>
ヴィジュアル・アーティスト、イラストレーター、グラフィックデザイナー、教師、グラフィックナラティブの研究者です。25年を超える国際的なキャリアを持ち、物語の統合や語りをベースにした、ユニークなヴィジュアルランゲージの取りまとめを行ってきました。1999年に自身のスタジオを開設して以来、グローバルな活躍をし、複雑なコンセプトをパワフルで直接的なイメージに変換することに精通しています。エディトリアル・イラストレーターとグラフィックデザイナーとしてのキャリアを通じて身に着けた技術で、ヴィジュアルアートを展開しており、まちを「そぞろ歩き」して都市のアイデンティティを示すかたちを見つけ出し、そのかたちをアートにします。名門AI-APのアメリカンイラストレーター賞を数回受賞しており、近年、新潟市芸術創造村・国際青少年センターの滞在作家に選定されたことは、異なる文化的コンテクストでのイノベーション展開への適性・可能性を示すものとして注目されます。
<滞在制作プラン>
このプロジェクトは二つの尺度からアプローチして、新潟のアイデンティティをドキュメントすることを目指すものです。まず、アコーディオン状の小さい旅日記で、現場でのドローイングや写真を使用して、地元産品、ジェスチャー、天候など「小さなこと」を捉えていきます。そして、こうした親しみやすいスケールでの記録を青写真としつつ、より大きなスケールでまちに干渉していきます。写真をプラスチックのシートにプリントして、これをキャンバスにして、生絵具の一筆画で上塗りしていきます。このプロセスで「通常」が「モニュメンタル」なものに昇華していきます。
アートは言語のバリアを超越する会話のツールであるべきです。このプログラムでは「実験的イラストレーション」ということに着目しており、あらゆる世代の市民を、新しい視点から見える、新しいまちに招待します。
第1段階:歩いて観察(1~25日) 最初の1カ月は「どっぷり浸る」ことに専念します。そぞろ歩き(flâneur)の方法論で、日々新潟の道を歩きます。日本海の光や市場に並ぶものの変化など「秋季の変化」に着目します。
第2段階:翻訳とスケール(26~60日) この段階では、ノートに記録された親しみやすいスケールでの観察が、より大きなスケールに翻訳されていきます。
第3段階:キュレーションとドキュメンテーション(61~83日) 最終週では「新潟アコーディオン」のコレクションを組んでいきます。この段階では、旅日記を最終形態にし、より大きなスケールの吊りシート画を作成していきます。