2020-09-23
ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス「招聘プログラム2020秋季」参加アーティスト蓮輪康人の「836プロジェクト」作品出演者を募集します!
【836プロジェクトについて】
836プロジェクトは、“人と人の距離”の原点を探る実験です。
国境をこえ、836km対岸に位置しながら、これまで交流を続けてきた、新潟市とウラジオストク市。
出演者には、それぞれの都市から、同時刻に対岸を向き、よりパーソナルな姿で、自己紹介や気になっていることなど、日常の話をしていただきます。
もちろん、お互いの姿は見えませんし、その声が届くことはありません。
しかし、同時刻に向かい合い、人には見せない姿で、プライベートな話をしたことは事実です。
この交流は何を生むのでしょうか?
今、SNSの中は顔の見えない発信にあふれ、コロナ禍の中、リアルにおいてもさまざまな距離感が問われています。
人が人に何かを伝えるとき、生身の人間は何ができるのでしょう?
人はなぜ人に何かを話すのでしょう?相手が見える(もしくは居ると実感できる)必要はあるのでしょうか?
836プロジェクトは、現代とは矛盾したコミュニケーションをつくり、その姿を記録する試みです。
【募集概要】
新潟市、ウラジオストク市在住(または出身)の方、性別・年齢不問(※18歳未満の方は保護者の同意が必要となります。)
※撮影時の姿やアングル、撮影場所は個別に相談の上、決めていきます。
【募集時期】
2020年10月30日(金)まで
【実施時期】
2020年11月上旬のうち1日(予定)
※コロナウイルスの影響により、変更の可能性があります。
【展示内容】
映像、ペインティング
※出演者の顔や個人名は出ません。
【応募・お問い合わせ】
新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)
住所:新潟市中央区二葉町2丁目5932番地7
電話:025-201-7530
mail:836project@gmail.com
web:opposite-shore.com
【アーティスト紹介】
蓮輪康人(はすわ・やすと)
1982年大阪市生まれ、成安造形大学構想表現クラス研究生修了。
実在する人物を描き、さまざまな支持体・空間・場面へ展開。抽象的、象徴的な人物像ではなく、“個人”の表情を捉えることをテーマとしている。
閉店したブティックで元お客さんを集めファッションショーを開催したり(2019年・中之条ビエンナーレ)、実際にお店で働く看板娘を看板にするなど(2016年・六本木アートナイト)、協働プロジェクトを各地で実施。“その人”が表れるところへ足を運び、時には、“その人”が表れる「出来事」を起こし、制作を行う。
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