2021-06-30
ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス「招聘プログラム2020秋季」滞在アーティストの蓮輪康人さんが新潟市とロシア・ウラジオストク市にて「836プロジェクト」の展覧会を行います。
昨年の9月~11月までの約3ヶ月、ゆいぽーとで滞在制作をした蓮輪さんは、姉妹都市である新潟市とウラジオストク市を舞台に、”人と人の距離”の原点を探る「836プロジェクト」に取り組み、作品「836」を制作しました。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により新潟のみの展示となりましたが、この度、両都市での同時展示が実現しました。
新潟市では、7/3(土)~17(土)まで新潟空港2階出発ロビーにて展示します。
会期中の7/11(日)には新潟とウラジオストクを生中継でつなぐワークショップ「836 Live」も開催します。
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836
Niigata ⇆ Vladivostok
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新潟(新潟空港)> 2021年7月3日 〜 7月17日
ウラジオストク(アルカギャラリー)> 2021年7月7日 〜 7月17日
ワークショップ > 2021年7月11日午後1時 〜 午後3時 ※予約不要
「836 Live」新潟とウラジオストクを生中継でつなぎます。最近うれしかったことや、恋の悩みなど、あなたのプライベートな話を海の向こうへ。
836プロジェクトは、“人と人の距離”の原点を探る実験です。
国境をこえ、836km対岸に位置しながら、これまで交流を続けてきた新潟市とウラジオストク市。
映像に映る人々は、2020年11月1日〜3日、それぞれの都市からお互いの方角を向き、プライベートな話をしています。
もちろん、お互いの姿は見えないし、その声が届くことはありません。
しかし、同じタイミングで向かい合い、個人的な話をしたことは事実です。
この交流は何を生むでしょうか?
今、SNSは顔が見えない発信に溢れ、リアルでも顔の半分はマスクで覆われ、私たちは、様々な距離感を問われています。
人はなぜ人に何かを話すのでしょう?
相手が見える(もしくは居ると実感できる)必要はあるのでしょうか?
コミュニケーションとは何なのか、その発信元である顔や身体は何ができるのか、歴史の波を超え、交流を続けてきたウラジオストク・新潟の皆さんと考えます。
<主催>
836プロジェクト実行委員会
<共催>
Галерея Арка (Contemporary art gallery "ARKA")
<後援>
新潟市、公益財団法人 新潟市国際交流協会
<協力(順不同)>
新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)、在ウラジオストク日本国総領事館、ウラジオストク日本センター、日本・ウラジオストク協会、宮本智、アレクサンドル プラーソル、
五井ビクトリヤ、手部、KYAF、Дальневосточный Государственный Институт Искусств(国立極東芸術アカデミー)、Игорь Обухов, художник、Наталья Попович, художник、
Варвара Обухова、МБОУ "СОШ №33 г.Владивостока (ウラジオストク市第33小学校)、Евгения Стукова, учительница、София Толстогузова、Василий Герасимов、
Владислав Строгин、Благое дело(障害児創造活動団体 ブラーガエ デェラ)、Геннадий Антропов、Leon Wong、Александр Васюк、多数の新潟市とウラジオストク市の皆さま
<企画・制作>
蓮輪 康人
新潟・ウラジオストク姉妹都市提携30周年記念関連事業、
在ウラジオストク日本国総領事館「第5回日本の秋」認定事業、
新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)アーティスト・イン・レジデンス「招聘プログラム2020秋季」制作作品
<お問い合わせ>
https://www.opposite-shore.com
添付資料(PDF)
836プロジェクト公式ページ